漢詩を活ける Feed

2026年4月11日 (土)

抜糸後。4月半ばの憂鬱。4月5日清明節の前後、雨ほぼ日替わりで降る。

(メモ、ソノ後)

先月27日縫合処置をしてもらって数日は腕の腫れがひかなかった。

その後、ゆっくりと腫れは収まり、痛みも遠のき、その分痒みが続く。

ほぼ毎日消毒に通い、4月4日抜糸。その後も数日消毒や経過確認に通院。4月9日、やっともう大丈夫でしょうとのことで、最後の絆創膏は貼られたけど、とりあえずクリニックから解放された。案外長かった。それでも、今月27日には2回目の破傷風の注射。その5か月後に3回目の注射を忘れないように・・・・と。

相変わらず、ツレのことでばたばた。本当にばたばた。おまけに私は、疲れがたまり、発熱はないがせき込み鼻水、風邪気味。

本日は忘れていた冬用タイヤとノーマルタイヤの交換。午後は太極拳。しんどいしんどいと言いながらようやるわ!我ながら。

そうそう、月曜には、運転免許所更新のための高齢者講習を受けた。講義、適性検査、実車指導。などなど。6600円也。で、来月は、「高齢者講習修了証明書」をもって免許証更新予定。

日々は続く。不安で不穏な日々は続く。かなあ。

2025年4月 8日 (火)

厭桜記(仮)

昔はそうでもなかったのだ。昔と言ってもいつからと特定できるものでもないのだが、ここ数年、そして年ごとにそういう気分が増しているのだ。そう、昔ほど好きではない。この季節、街を野を埋め尽くす、溺れそうになるほどの桜の花の海に、私は辛い。むせかえるようなそれから逃げ出したいくらい。

桜の花の洪水に、大して侘びもなければ、雅趣もない。桜の名所と言われるあちらこちらでは花見客たちが桜の幹を芯に渦を巻く。車も人も渋滞する。ゴミは散乱し、アルコール類のアルミ缶は桜の根元に蹴り寄せられている。

安吾も由紀夫も嘗ては(遠い十代に)読んだけれど、今は、この時季の桜が嫌いだ。

なんでこうも人は桜を植えるのか。桜でも植えとけばなどと、中には安易なものもあるのではとも思う。

ま、永く守られている桜の古株はべつだが・・・。

それにしても、手入れのない荒れ果てた山塊や野に咲きこぼれる桜を見るにつけ、なんだか、むなしくもある。

それでも、山桜は咲いている。(山桜は、好き嫌いから除外しよう。)

山桜の足元に咲く、躑躅の赤赤とその見事さ鮮やかさ逞しさ、しなやかさにこそ惹かれる。

今、街ではソメイヨシノが散り始め、八重桜が満開だ。

2025年4月 1日 (火)

続・灯浮標41 パーキンソン病を食い潰す、ギャンブルという悪魔。

改めて。

Sがパーキンソン病と医師が診断書に書き込んだのは、2006年1月。Sはまだ50代初めだった。

あれから20年近くが過ぎる。

仕事を早期退職するその前から、地方競馬や中央競馬、海外(韓国、シンガポール、マカオ)のカジノに囚われてしまう。前後してパチンコにも入りびたるようになる。

それがすべてパーキンソン病によるものとは言えないかもしれないが、パーキンソン病薬の服薬が引き金になっているのは疑いようがない現実。

ギャンブルで、住む家も、お金も、人の信頼も失ったSを、そのギャンブルが生涯にわたってSの精神を蝕み続けるのだろう。

2025年1月20日 (月)

山中春雄の春遠く。

韓国、ユン大統領による戒厳令発令に端を発した混乱。

ユン支持者の一部が裁判所を襲撃する事態に。

中居、フジテレビ問題は、トヨタ、日本生命など、TVCM を自粛する大手企業が続出。

ガザ停戦。

(メモ)

最近ちょっと心に引っかかった単語、言葉をメモしておきます。

・画家「山中春雄」

・声楽家「大沼徹」

・シナピスホーム運営(カトリック大阪大司教区)「松浦・デ・ビスカルド篤子」

*シナピスホーム:在留資格のない外国人のためのシェルター。

*「他人事」から「自分事」へ。難民受け入れは「平和への道」。「人間とは何か。」

・三好達治「花筐 いにしえの日々」

・レプリコンワクチン接種者入店禁止、受診禁止・・・

・カフェデコスタリカ(周防大島)

そして、

元兵庫県議自殺。

弄ばれる人の命。SNSの暴力。

2025年1月 3日 (金)

2024~2025の時間的障壁を乗り越えることは困難ではあるけれど?

2025年1月2日夜11時過ぎ。

久しぶりのブログです。

昨年、初夏には2回目のコロナを患い、秋にはドライブ中にアクシデント。

そして、同居人の介護に忙殺され、身も心も疲弊し、辛い時間ばかりが流れた感あり。

それでも、春には、兪平伯「櫂の音に火影の揺れる秦准河」完訳。朱自清他8人による合詩集「雪朝」翻訳開始tと、モチベーションは引きずりつつ・・・。

秋には、久しぶりに、ハーフマラソンにエントリー、どうにか完走することができました。

それにしても、同居人の、幻覚幻聴は日々重くなっていく実感があり、年が変わっても、不安感は増すばかりなのです。

雪のない年末年始でした。

2024年11月 8日 (金)

活着。~始発に乗って。

今日街で偶然隣り合わせた女性。

87歳の現役介護ヘルパーさんだった。

夫に先立たれ、身体の不調を訴えながらも、50CC バイクで移動しているとか。会社が必要としてる限りは続けると。

中国語の「活着」が頭に浮かんだ。日本語に訳せば「生きる」だが、ニュアンスは「生きている」。そして生きていく。まさに。

2024年7月 1日 (月)

先々週からの雨は、止まない。(「雪朝」翻訳始めるも手強し。)

今日から7月。文月。七夕月とか。

先々週6月21日金曜日から断続的に降り続いている雨、昨夜は愈々激しく、市内各所に避難指示も。

肩の調子も一進一退。なんだかなあ。気分も晴れない。梅雨明けは何時か!!

(メモ)

「雪朝」の翻訳、先週6月24日一応スタート。

先ずは第一集、朱自清の『睡能小小的人』から。手強し。

完訳まで5年で済むか、十年かかるか、果たして。

生きなきゃ!」


YouTube: 「蛍の唄」lulu&tonys

2023年10月16日 (月)

HIRO訳 漢詩31.李商隠「<無題二首>其の二」(重帷深下莫愁堂)

久しぶりのHIRO訳 漢詩です。

今回は李商隠(813?~858?晩唐、詩人)の、「重帷深下莫愁堂」から始まる七言律詩「<无題二首>其二」を訳して、投稿ました。

この中には金木犀も詠まれており、季節も丁度良いかと思ったわけです。尚、この漢詩の第二句「卧后清宵细细长」が、近代中国の文学者、俞平伯(1900~1990)の散文「浆声灯影的秦淮河」(櫂の音に灯影の揺れる秦淮河)に引用されています。

(原詩)

  李商隠「<无題二首>其二」

重帷深下莫愁堂,卧后清宵细细长。

神女生涯原是梦,小姑居处本无郎。

风波不信菱枝弱,月露谁教桂叶香?

直道相思了无益,未妨惆怅是请狂。

(HIRO訳)

 李商隠「<無題二首>其の二」

幾重のとばり深く館に莫愁(*)の面影あり、

横たわれば宵はしずやかにしてひたすら長い。

仙女は私の生涯も夢にしかあらずと語り、

あの娘の住まいにあなたはとうにいないとも。

風に波立つ池の菱は揺れ惑い、

月の雫は木犀の葉末に香りを伝える。

一途に思い続けても無益だが、

うち萎れた私を覆うのは愚かな反骨かも。

(2023.8.19)

*莫愁(ばくしゅう):古代中国の美女。

写真を二枚添えます。

「菱」は、広島市植物公園で2023年8月19日に撮影。

「金木犀」は、我が家の玄関先で2023年10月14日に撮影。

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2023年7月 7日 (金)

「私」を巡る三部作「キリエ~京橋川の泥に塗れて~」「蛙」「或いはH君のこと」についての若干のメモ。

私の永洋名義での数少ないと言うか、小説は実質この3作だけなのだが、纏わるメモを。ふと。

脱稿直後、この3作をそれぞれ数部づつプリントし、紐で綴じ、ホッチキスで綴じ、数人の友人にのみこちらから勝手に送りつけ、もう見返すことは読み返すことは無いだろうと思っていたのだけれど、本棚を整理していて、零れ落ちたこれらをぱらぱらと読み返せば、やはり胸苦しい程の思いが込み上げてくるのだ。当時、読んでくれた友人には、こっぴどく哂われたのだが・・・

いいよ、これで、・・・と言う気持ちがやはりある。まあ、記憶を記録しておくと言った思いもある、「わたくし小説」なのだから。

永洋<「私」を巡る三部作>

「キリエ~京橋川の泥に塗れて~」(2017.10.31~2020.10.17)

「蛙」(2016.7.6~2020.12.15)

「或いはH君のこと」(2006.12.30~2021.5.11)

「キリエ」の殆ど最後に(憐れみ給うな!)と記している。

まさに!である。

2023年6月13日 (火)

周傳雄「黄昏」の歌詞を日本語に訳しました。

今から20年以上前に中華圏で発売されてヒットした「黄昏」は、台湾出身のアーティスト周傳雄(チョウチュアンション)によるもの。20年の歳月を越えて今また、台湾、大陸を問わず中華圏を中心に、当時をよく知らない若者たちからの熱い支持を受けて、大きなうねりとなっています。

現在、周傳雄は54歳。この20年余りの間に大病を患うなど苦難を克服しています。

私なりにこの曲を日本語に意訳してみました。

只者ではないこのラブソングの魅力に私も惹かれて、訳しながら何か胸に迫る、不思議な「感覚」に囚われました。

(この詩には、複層的な意味合いを感じるのです。現在、台湾や大陸の若者たちが置かれている状況になにかしらフィットするものがあり、彼らの感情を強く揺さぶるのではないか、とも思うのです。私の勝手な推測ですが。)

(日本語訳)

 「黄昏」

      作詞:陳信榮 作曲:周傳榮 歌唱:周傳雄

出来過ぎた夏は行き 辛く悲しくいいことなんか何もなく

ハンドルを握ればあてもなく果てもなく

疾走する俺の感覚

終わりなき歌を歌おう 瞳を閉じて心鎮めよう

愛するほどに愛に囚われていつも傷つく

夜が来るから黄昏は美しい

忘れられない、お前の口から零れるサヨナラは鉄のように堅く

暗がりの中で灼熱の太陽に身を焼く錯覚

黄昏の地平線 別れの台詞がボーダーになる

永い夜に未練が忍び込む

忘れられない、お前の瞳から零れるカナシイ涙には望みなく

心乱れるまま熱い涙に火傷する錯覚

黄昏の地平線 幸せのピークが断ち切られる

愛は幻のように消える

                      (意訳:永洋)(2023.6.12.)


YouTube: 【周传雄】谢谢你们走进这场「黄昏」 2023 「念念不忘」演唱会 官方剪辑版