灯浮標40(2022.5.11)パーキンソン病とギャンブル依存症。(自宅売却)
今回で灯浮標40回。ゆっくりとはいえ、いつの間にか、である。
Sの自宅売却のことを、メモ書きとして記す。
灯浮標35(2022.4.27)に書いているが、Sのギャンブルによるクレジット破たんで、特定調停から返済が始まったのが、2015年(平成27年)11月。その年の夏7月偈頌運からSは私の家で犬と一緒に暮らすことになる。週1,2回、他都市にあったSの自宅へ私の運転で高速道経由、日帰り帰宅を繰り返していたのだが、Sはもちろん、私にも負担が大きかった。
また、特定調停により返済が始まったにもかかわらず、Sのパチンコ通いは一向に収まらなかった。
金銭的にも厳しい状態が続いていた。結局自宅を持ち続けることは難しく、2018年(平成30年)4月10日、仲介業者を燈して不動産会社(兼工務店)へ売却が成立した。
足元を見られていたというか、結局金額は安かったが、もうそんなことを言っていられる状況ではなかった。団地内に建っていた土地付きのその戸建て住宅は200万円余りで手放すことになったのだった。パーキンソン病のSと共に、その法的手続きなどには全て私が立ち会った。
手続きに際し、Sも知らなかった様ざまな事が分かった。
名義はSの母親とSにあり、既に亡くなっておられたSの母親の戸籍謄本や住民票(取り寄せたり、司法書士さんに頼んだり、Sと私が直接、他自治体の役所に出向いたり・・本当に大変だった。)から、お母様とご主人が共に歩まれた人生の一端も窺えた。(Sの生まれるずっと前の事だが、思いもよらない他県でも暮らしておられたり、ご主人の仕事の関係で中国でも暮らしておられた。)
売却はなったものの、その金額は、お姉様へのお礼金として、また、諸経費や借金の清算に、残りも数か月でパチンコを主とするギャンブルに消えて行ったのである。
これは、特定調停による返済とは別の話である。特定調停による返済は、翌2019年(R1年)9月まで続くのである。その間に愛犬2匹が相次いで旅立つという悲しみも重なる。、
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