灯浮標30(2022.4.18)パーキンソン病と低血圧に関するトラブルなど。
16日(土)17日(日)とSはショートステイ。ただ、ありがちな事ではあるのだが、今回も女性スタッフとのコミニュケーションがあまりうまくは行かず、ストレスが溜まったようだ。
そして、今日18日未明、1時半過ぎ、Sの私を呼ぶ声で起こされる。足がムズムズする。足先が痛い・・・などと。下半身はジャージを脱ぎオムツだけになっている。足をさすってやり落ち着かせる。
朝方5時過ぎ、また呼び起こされる。暖房が切れてしまい寒いと訴える。既に朝7時の薬を飲んでいるのだが、覚醒はしていない。
朝、8時半ごろ朝食を用意するも傾眠状態がひどい。血圧が96~55と低め。
10過ぎ、おむつの中に排便(多量の軟便)。意識がはっきりしていない。
衣服をすべて脱がせて、お風呂でシャワー。これはSが自分で出来ると言うのでまかせる。
私が二階に上がっているとき鈍い音。お風呂で転倒してしまったようだ。軽く頭も打撲。が、風呂の蓋を立て掛けていたところに当たったようで、たいしたことはなさそう。相変わらず傾眠ぎみ。
体を洗ってやり、拭き、衣服を着せる。車椅子に座らせる。
多量の洗濯・・・。
少し目を離したすきにまたリビングでこけている。幸いひざ下の擦り傷程度。
11時過ぎ。血圧116-76、オキシパルメーター97、ただ脈拍48と低めだったが血圧も上昇しており、本人が、言語リハビリは休みたくないと言うので、昼食殆どとらずも、車に乗せリハビリ病院に向かう。
病院で、リハビリ前の計測。13時の血圧78-58(69)、リハビリ途中13:30の血圧70-52.
担当の言語療法士、看護師たちが相談して、リハビリ中止。帰宅することに。
S,そうした状況にあってもそれでも宝くじのロト6はしっかり買う。帰宅途中に車を止め、実際に窓口で買うのはもちろん私の仕事だが・・・。
帰宅して15:30の血圧91-59、脈は58.オキシパルは97.
かかりつけのクリニックに問い合わすと、とりあえずは水分をしっかりとって、様子見とのこと。
夕食はスーパーで買った焼肉弁当を、ほぼ半分強食べる。
夜7時ごろまで傾眠状態が続く。
ロトの結果を私に調べさそうとして、私がキレる。口論。
私の疲労はピーク。肉体的にも精神的にも、私の負担は大きすぎる。
8時近くなって、やっとSは覚醒したよう。
それから、食卓の上に外れたロトの用紙やスクラッチを散乱させている。
(私はつい、ヒステリックに言い募ってしまう。思わず食卓の上の湯呑のお茶をこぼす。)
Sに服用薬について何度も説明してやるが、なぜかどうしても理解が出来ない。学習障害?が顕著か・・・。薬局が発行する、処方箋についての説明書きを見せる。
今年に入って処方が始まったオンジェンティス錠やデエビゴ錠、また量が減ったミラベックス錠。そしてS自身の老化、パーキンソン病の進行、冬から春にかけての気候の変動。デーサービス、ショートステイでのスタッフとの問題、自律神経など色々な要素が絡み合って、Sの体調が激しく変動しているようにも思える。あまり一喜一憂しない事ではあるのだろうが、介護を殆ど私一人で担っている現状では、辛いものがある。
夜10時前、私はSに早く眠るように言って、2階に上がる。Sはベッド脇のットレスの上にいる。今夜、そして明日はどうなることやら。
そして、数年前に亡くなった愛犬2匹が、Sの前にまた現れているようだ。その確かな存在を私に訴える・・・。幻覚幻聴を説明しても納得させることは出来ない。
長い一日だった。
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