夕焼けは夏の季語。
友部正人「一本道」
友部正人「一本道」
2014年8月19日夜遅くから雷雨が激しくなり、日付が変わってもそれは一向に収まる気配はなく、それどころか、1時、2時と雷雨は増々激しくなり、雷鳴一喝、ブレーカーが落ち、漆黒。ちょうど預かっていた2匹の犬が怯えて私から離れない。ミニチュアダックスフンドは震えて尻尾を丸めている。ウェルシュコーギーは涎を垂らしている。
それでもどうしようもないので、とりあえずは蝋燭に火をつけ、犬をなだめて、寝た。うとうとして、朝、雨は降り続いていたけれど、雷鳴は遠かった。
テレビニュースで、広島の安佐南区、安佐北区方面の土石流災害を知る。
同じ広島市内でも、私の方は、被害は及ばなかったのだけれど、やがて知人友人がメールや電話をかけてきてくれた。
8月26日朝の段階で、NHKニュースによれば、広島の8月20日豪雨による死者は60人。行方不明者は26人。
私と言えば、17日朝から扁桃腺がひどく腫れ、未だに完治していない。
そうそう、8月になって今日までに、日中晴れたのは12日、13日の2日間。
「兵車は行く」 杜甫(兵車行)
意訳:枣树
車輪ごうごう、馬が曳く。
兵士は弓矢を腰に下げ、
父母妻子の声を背に、
土埃に霞む見返り橋へ。
袖にすがって親や子の、
泣き叫ぶ声は天を突く。
兵士は旅人に吐き捨てる、
「また徴兵さ!」
十五で北方、黄河を守り、
四十となって西の果ての屯田兵。
村長が締めた黒鉢巻きで出征し、
白髪頭で帰還も、すぐさま国境へ!
兵士たちの血で国境が海となっても、
皇帝は領土拡張に憑かれたままだ。
君よ、聞いたか、漢の山東二百州、
村という村はイバラに覆い尽くされている。
働き者の女房が、いくら汗水垂らしても、
畝も畔も崩れて、穀物の収穫は一握り。
秦の兵士は苦戦に耐えるとかで、
男は、犬や鶏、家畜並みに駆り立てられる!
あなたに話しても、
しょせん歩兵の恨み言。
とはいえこの冬もこの通り、
体を休めることさえ叶いません。
県のお役人は租税を取り立てますが、
払える税など有る筈もなく!
今さらながら、男子を生む不幸、
女子を願う哀れ切なさ。
女子に生まれたら隣近所に嫁ぎ、
男子なら戦に斃れ草に埋もれる。
ああ、君よ見るがいい、青海辺りの風景を。
白骨は、拾うもの無く、敵味方無く散乱し、
今日の死者は恨みに悶え、昨日の魂も哭いている。
雨降る岸辺に、しょうしょうと哭いている。
(2014.8.15)
*杜甫の反戦詩です。原詩に沿った訳は、書籍、ウェブ等でお確かめください。
*今から千数百年前に書かれた漢詩ですが、戦争の実相は、現代となんら変わらないのではないでしょうか。
おはようございます。
今日2014年8月6日は69回目の広島原爆忌です。
6日連続の雨。
我が家は、深い霧に包まれています。
暑中お見舞い申し上げます。
夕花朝摘。 (枣树)
月下に夕顔、香々と咲く時季。
皆様ご自愛を。
今週7日は立秋。今さらの暑中見舞いです。お笑いください。
PS:雨が続きます。被害の方、大丈夫ですか?お気を付け下さい。