JogTan.37
車を避けて振り向けば
霧に白い太陽が浮かんでいました
(2011.3.22)
車を避けて振り向けば
霧に白い太陽が浮かんでいました
(2011.3.22)
悪戯に
土の匂いは優しくて
土食む子らに春が近づく
(2011.3.13)
お茶碗の底に抹茶が滞り
三月三日の稜線に雪
(2011.3.3)
ちちははと
一度書いたら
消しゴムで消しても消えぬ
その痕跡は
(2011.3.3)
海風に煽られて行く我が身から
捨てるべきもの剥がれて落ちろ
(2011.2.27)
手探りでゴールを目指しているような
そんな日々にも日は降り注ぐ
(2011.2.25)
雪原の足跡
その足跡を追う足跡は
春までの化石
(2011.2.14)
振り向いて
「急ぎましょう」と笑うけど
「ねえ君、君ね」
もっとゆっくり
(2011.2.13)
携帯に届いた写真は地下通路
野を去りし人
野に生く私
(2011.2.9)
田起こしが始まったんだ
痩せ犬よ
畦の脇には雪があるのに
(2011.2.9)