2023年1月 6日 (金)

灯浮標73.(2023.1.6)シャイ・ドレーガー(SDS)症候群とパーキンソン病。

未明3時、Sの電話で階下に降り、Sのベッドで傾いて動けなくなった体勢を整えてやり、紙おむつ、ベッド周りに散乱したものを片付ける。

そのまま熟睡は出来ず、朝までうとうと。6時過ぎ、再びSに呼ばれる。体を拭き、足の爪を摘み、着替えさせる。

昨日、Sのリハビリで定期的に通っているHクリニックへ。

作業療法士W先生と私の話。W先生の義理のお父様がシャイ・ドレーガー症候群(多系統委縮症)だったという事で、Sと非常に症状が似ているという話に。

確かに、シャイ・ドレーガー症候群の症状には、起立性低血圧や、ふらつき、尿失禁、そしてパーキンソン病によく似た症状がみられるとの記述が、ネット検索でもある。

パーキンソン病は、その症状が非常に個人差が大きい。Sの場合、そうした多系統委縮症との親和性が高いのもうなずけるような気がした。だからどうだ、ということでもないのだが。

Sのパーキンソン病はこの1月で19年目に入る。まあ、それにしては「まだ動ける」ということか!!

最近は足のむくみが顕著で、レントゲン、心電図、血液検査等をする。(尿は、Sが緊張して当日は採れなかった。)

レントゲン、心電図の結果は取り敢えず異常なし。

今日は、久しぶりの言語リハビリ。

夕方入浴介助。

夜、私の疲れがピークだとの言い訳も辛いわけだが、Sの訳の分からない言葉にイラつき、つい怒鳴り声を上げてしまう。辛い。

これから先、何年この同居生活が続いて行くのか。不安ばかりが募る。

果たして、明日から一泊二日のショートステイもおとなしく言ってくれるのだろうか。

相変わらず、私の両腕、そして肩が痛い。

2023年1月 4日 (水)

正月4日の、ぼつぼつ感。

はやいもので、今年2023年も1月4日。

正月早々、こんなしょぼいブログ誰がみんねん?と友人から「褒められた」わ。

さて、ちょっと振り返って、去年2022年の極私的トピックスベスト3は?

順位無しで。

●2月。殿敷侃に関する文集「風のことづて~トノシキタダシへの旅~」(私家版)をほぼ25年ぶりにどうにかまとめあげたこと。

●9月末、新型コロナウィルスに感染発症。発熱、咳、端、全身の痛み(特に喉の炎症による痛み)、息切れ、動悸などで、苦しんだこと。3か月余りたった現在もまだ、息切れ、動悸は時々あり。

●10月下旬、片耳にPiercing。この歳になってピアスを付けたこと。

まあ、他にもいろいろありましたが、こんなところでしょうか。

それにしても、ロシアによるウクライナ侵略戦争、どうにかならないもんだろうか。日本が出来ることは無いのだろうか。などと・・・

2022年12月27日 (火)

わが心のアイスバーン!?あーあ、冷え切った心を暖めるにはどうしたらええの。

久しぶりに街へ。

トンネルの手前で、路面はまだアイスバーン状態。

もう、やになっちゃいます。

ついでに、例によって、ひとり癇癪を起こしてる。

あーあ・・・・・

もう何十年になるだろうか。

クリスマスシーズンになると観るのが習慣。

ジョン・ヒューストン監督の遺作映画「THE DEAD」。

原作はジェームス・ジョイスの短編集「ダブリン市民」。

あなたにもぜひ。


YouTube: The Lass of Aughrim - Frank Patterson

2022年12月26日 (月)

2022年12月。クリスマス寒波襲来。

12月17日土曜日夜からの雪は断続的に19日朝まで続き、一旦溶けたものの、22日木曜日(冬至)深夜からまた降り始めた。今回の豪雪は、私がこの団地に住み始めてから過去数回あったかなかったか。30年ぶりくらいではなかろうか。特に23日の雪は凄かった。24日土曜日は雪は断続的になったもののほとんど溶けず。予約していた歯医者へは長靴を履いて徒歩で行った。友人のI君から心配のメール。翌25日、クリスマスケーキを携えて、ツレの友人が県境を越えてやってくることになっていたのだが、峠では1メートル超と言う雪の壁と路面のあまりの悪さに地道をあきらめて、当日朝に通行止めが解除されたばかりの高速道に乗り換えたとか。どうにか無事に辿り着いてはくれた。近くの道でもトラックや乗用車が数台立ち往生。25日は終日晴れていたが、溶けない。友人を明るいうちにと、5時前に急かせて帰ってもらう。道に迷いながら、夜8時半に帰着とのメール。一安心。

26日月曜日朝。晴れ。夜明け前から凍結した道をのろのろと車が下って行く。

2022年12月20日 (火)

今シーズンの初積雪。

メモとして。

2022年12月17日土曜日夜から降り始めた雪は日曜から月曜にかけて積雪。月曜日の夜も降雪。

ガレージの屋根を見れば、10センチ以上は積もっただろうか。

厳寒。22日は冬至。

全国的に雪深し。

私は肩が、相変わらず痛い。痛い。痛い。

先生によれば、一ヶ月は掛かるらしい。

Sはデーサービス。

私は定期的に見てもらっている泌尿器科受診。

前立腺肥大。まあ、手術はぎり免れている。

帰りに散髪。激混み。まあ、安いし・・・・。

2022年12月15日 (木)

灯浮標72(2022.12.15)パーキンソン病患者の夜と昼。或いは幻覚、認知。

夜明け前、或いは朝5時前。

階下のSが騒ぎたてている。

下りてSの部屋に入ってみれば、ベッド脇に下りたのか落ちたのか、腕が痛い、救急車を呼べと、がなり立てている。紙パンツを臀部から降ろして下半身は剥き出し、ズボンは足元まで。

下敷き状態の腕を体から解放してやり、枕を頭にあてがい、紙おむつを外し、ズボンを脱がせて、腰と足元の上を軽いフリーズの毛布で覆ってやる。落ち着く。

ただ、「・・・いやらしい・・・」とか言ったような断片的な言葉がときおり歪んで震える口元から聞き取れたが、幻覚、或いはある種性的な夢に彷徨っているようでもある。

ベッド上は、剥いた蜜柑の皮、他にも、携帯やら、どうしようとしたのかハサミ、そしてエアコンのリモコン、薬の入った小箱なども散乱している。

整理をして、股間の辺りに尿瓶を置いて一旦部屋を出る。Sは眠りに落ちている。

昨夜は遅くまで同じパーキンソン患者の知人に送るとかいうDVDやクリスマスカードを用意し、封筒に入れたり出したりしていたようだ。

夜10時前にベッドに寝かしつけ、導眠剤(デエビゴ錠5ミリ)を飲ませた。その後、日図家が変わる前、Sが階下から私を呼ぶ。追加で導眠剤5ミリを飲ませた。

そして、夜明け前の錯乱である。

本当に不安に駆られる。私の肩の痛みはもう3週間以上続いている。

昨日は午前、訪問リハビリ、訪問入浴。午後、月一回のケアマネさん訪問、来月の介護保険適用分サービスの予定確認だった。

そしてつもりはしなかったが初雪。

1,2週間前に迷子になった居るのチラシが入っており、その後が心配というので、電話を掛けて確認してやる。保護までは至っていなかったが居場所は特定できているそうだ。

そういう様々なことがSの体と心を攪乱させて、こうした夜があるのではないか。

認知症状態も明らかに進行しているようにも思える。

私は、最近の肩の痛みの酷さもあって、Sに施設入所や入院を勧めるなど、それも暴言に近い言葉を伴って出てしまう。

今月12月5日付で、Sのお姉様に、Sの現状報告といった形をとった手紙を投函した。現在利用している介護サービス、医療関係、Sの体調、先日のパチンコのスキップも含めて日常生活を羅列的に書いたものだ。

お姉様からはメールが届いた。来年、折を見て此方に伺いたいとのこと。コロナ前は、数回お見えになっておられる。それでどうなるとも思えないのだが・・・。

今日はSの歯医者検診が朝。午後、私が一ヶ月ぶりにリハビリ。

時計はいま午前6時。Sは、再び眠っているようだが、すぐにでも目覚めて、騒ぎ立てるのだろう。恐らくいつものように。

2022年12月14日 (水)

「真実の生」を生きる。それでも、肩の痛みに耐えかねて・・・・

「真実の生」を生きる。

ヴァ―ツラフ・ハヴェル著「力なき者たちの力」(阿部賢一訳 人文書院刊)読了。

そして

今シーズンの初雪。

吹雪いている。

ああ、肩が痛い・・・・・

2022年11月28日 (月)

初冬の聖湖(樽床ダム)逍遥②(写真一枚)(2022.11.20撮影)

11月20日、聖湖一周ウォーキングの折の写真を投稿します。

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2022年11月25日 (金)

灯浮標71.(2022.11.25)ギャンブル依存症とパーキンソン病。スキップ!!

S、2020年2月以来のパチンコ!

結局、一度ギャンブル依存症になったら死ぬまで、或いは全く動けなくなるまで治らないという事。

言い訳にならない言い訳。

今日午後、気がついたら家を抜け出していた。タクシーで街へ出ていた。

今日は夕方から入浴介護がある日だったのだが、一文無しになって帰宅時には、入浴介護の時間はとっくに終わっていた。

ヘルパーさんへの連絡やSを捜すなど、心身共に疲れ切った。

そんなことのどれほどまでにSは思いを巡らすことができたのだろうか。

ヘルパーさんがSが帰宅時まで待って下さり、タクシーからの降車をヘルプしてくださる。

到着時、タクシーの中でSは例によって酷いオフ状態。

タクシーの運転手さんにも色々と迷惑をかけたらしいが、詳しくはわからない。

Sは、私へのちゃんとした謝罪も無し。言い訳ばかり。

この週の初め、久しぶりに少しまとまった小遣いをsに渡していた。

前日、宝くじのロトが全て外れ、そうしたこともあったのだろうか。

実はここ10日あまり、夜、複数回呼び起こされて、私の神経も体力もマックスに近かったわけで、それに追い打ちをかけて、今日のこれである。

本当に辛い。

こんな状態がいつまで続くのだろう。

今月21日、かかりつけ医へ4週間ごとの定期受診。止まない幻覚幻聴を少しでも抑えられたらという事で「ツムラ抑肝散(54)」を新しく処方してもらっており、今日の夜からの服用(一日朝と夜、各食前服用)の予定だったわけで、これがある程度は効けばいいのだが、私自身正直あまり期待はしていない・・・・。これまでも漢方は痛みどめなどで色々と飲んだ過去があるわけで、その殆どが中々上手く入っていない。

25日夜9時を回っていただろうか、パーキンソン病のご主人が6年前に亡くなられた奥様SHさんから久しぶりに電話がある。Sのギャンブル依存症を主に愚痴のオンパレードである。聞いて下さるだけで少しは救われる。

(付記)

25日朝、リハビリ病院がコロナ感染の為10日ばかりストップしていた言語リハビリ再開(Sは来週月曜から)の旨連絡。

翌26日朝、Sはデーサービスへ。昨日の事は他人事の様子。私はケアマネージャーに連絡。デーサービス事業所でケアマネージャーと色々と相談。ヘルパー事業所からも既にケアマネさんには昨日の連絡はいっていた。妙案があるわけでもなし。取り敢えずは私の疲労もあり、ヘルパーさんの訪問回数を少し増やしてもらうことに。

2022年11月21日 (月)

聖湖逍遥。(2022.11.20.)

またまた西中国山地へ。

今回は、先日の深入山山頂から望んだ聖湖へ。

過去何度かマラソン大会で走ったことのある聖湖畔を今度は歩いてみようと思い立ったわけで。

朝9時55分聖湖(樽床ダム)の堰堤を出発。途中から湖岸を離れて国道を歩くことになるわけだけど、

ぐるっと約12.5キロ。休み休みで2時間40分かけて12時35分、歩き切ったわけで。

ああ、しんど!でした。

その後、堰堤近くの「北広島町立芸北民俗博物館」も、久しぶりにちょこっと見学しました。

紅葉はほとんど終わり、湖面を走る水鳥も。遥かに深入山、臥龍山の山々。

足腰ツライなあ、息切れ胸もしんどいなあ・・・ではありましたが、湖岸の初冬を楽しみました。

(以上、記録しておきます。)