灯浮標66.(2022.10.21)パーキンソン病と不眠、或いは幻聴。
深夜、二階の私の部屋から私の息苦しそうな気配がSの寝室の一階まで伝わったとか。
そんなことはありえないのだが、Sは、朝7時分と10時分のマドパー他の薬を服用して、私を呼んだらしい。
Sの部屋へ入ると、薬や湿布薬、その他の物がベッドの周りに散乱し、S自身も紙おむつを自力で脱ぎ、ズボンをはきかけて力尽き、ベッドの下で動けなくなっている。
幻聴がSを狂わせている。
二日続けてSが荒れている。
朝、sをどうにか動かせて朝を待つ。当日の予定していた用件である区役所分室へ行き、課税関係の書類を発行してもらう。それからクリニックで言語療法。
昨日今日の顛末を話すが、Sはそれが気に入らない。激しい振顫。
それからかかりつけ医を急遽受診。どうにか昼までに滑り込む。
医師といろいろ話すが、べつに画期的な対処方法があるわけでもなく。
パーキンソン病の代表的な症状の一つなわけで。
取り敢えずは薬をすべて私が管理することに。
睡眠導入剤の飲み方を工夫してみることに。実際は難しいだろう。
まず、私が常に24時間起きている訳には行かず、私の精神的肉体的疲労が蓄積するばかりで。
暗澹とした気分のまま帰途。Sは車の中でうつらうつら。
私もまた、ただひたすら、辛いし眠い。
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