灯浮標32(2022.4.23)パーキンソン病と薬依存、幻覚のことなど。
前回の灯浮標31。その続きになるが、その日からはっきりとした起立性低血圧の症状は見られない。翌日21日木曜日は、長く通っている作業療法士さんによるリハビリだったのだが、Sは、不調ながらもどうにか施術を受けた。医師による問診でも、結局のところ、血圧降下剤の処方は変わらず従来のまま。朝食前の血圧はそんなに低いわけでもなく、安易に血圧降下剤を少なくするのはリスクがあると言う判断なのだろう。
さて、パーキンソン病かかりつけ医の話に戻るのだが、医師によるとマドパー錠は通常一日6錠。多くても9錠。Sの12錠は例がないと言われる。
ここ一か月余り特にひどくなっている幻覚(そのほとんどは曾ての飼い犬の出現だが)もマドパーの量が多いことによるのではないかと言われる。
それは先日の作業療法士も同じ考え方。
長い間かかってこうなってきたわけで、減らすにしてもまた長期間に当たるのだろうが、どちらにせよ、S本人の覚悟が求められる。
今朝方は4時前に私を呼び起こす。その前に夜中一度起こされており、私の一日の睡眠が4時間足らずという状態は、これの連続、もう一ヶ月余は続いている。まあ、睡眠不足は介護の恒常的な現実だが・・・。どうしても怒りっぽくなる。
私の高血圧の問題はこうしたことの積み重ねもあるのだろう。
さらには、Sの体勢を変えたりすることにより、腰痛が、またもやここのところ酷い。
今日は、Sの友人が訪れる予定。未明から雨。
(気軽に相談できるところとか、人とかが私には必要。私自身、孤立感が強い。切実。)
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