ジェロの傑作CD「カバーズ6」を堪能!あなたはまだ?
ジェロ最新カバーアルバム「カバーズ6」、絶賛発売中でございます。
収録曲を味わい尽くそう!
「心のこり」
・テイストはブルース。中国語表記では「藍調音楽」だそうですが、まさにそう。どこかのライブハウスで、仕事帰りに、ふと聴いていたいなあ。そんな気分にさせてくれます。
「よこはま・たそがれ」
・収録曲の中ではもっとも歌謡曲寄りのアレンジかも。ジェロさんの、肩の力の抜け加減が心地よい・・・。「名詞」の連なる歌詞を、見事に味わい深く歌いこなしておられます。
「別れの朝」
・テイストはファドかなあ。実は私、以前からジェロさんに、いつかファドに挑戦して欲しいと思っておりました。が、この曲、案外ファドに近い歌唱表現ではないかと。切なさが募る名唱。
「ワインレッドの心」
・テイストはR&B。ノリノリ感、グルーヴ感がとにかく快感。しかもエロい!一度嵌ってしまったら、もう聴かずにいられなくなる、くせになる味わいです。
「聖母たちのララバイ」
・テイストは、正調バラッドとでもいいましょうか。たっぷり聴き応えがあります。伸びやかで艶のあるジェロさんの声が、充分に活かされています。
「およげ!たいやきくん」
・テイストは、エキゾティックな無国籍料理とか。屋台に集った、ボーダーレスな人々が一緒に歌っている風景が、ふと目に浮かぶような。しかも哀愁さえ感じさせるから不思議。
「星影のワルツ」
・テイストはジャズ。きらめく星座から星屑が落ちてきて、切なさが心に降り積もっていきます。新鮮な、そして心穏かな感動が、アルバムの最後に待ち構えています。
ごちそうさま。そしておかわり何度でも。
未体験の方は、ぜひお早めにどうぞ。
*テイストは、あくまでも私個人の感じ方ですから。ご容赦を。
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