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2012年9月23日 (日)

ガラス玉の青。

先日(2012.9.21)、お墓参りに行った帰り、

三次市小田幸町にある広島県立歴史民俗資料館へ立ち寄りました。

この間のブログでもご紹介した、

ローマ帝国由来のガラス玉が、なんとしても見たかったからです。

これは、広島県立歴史民俗資料館の建つ「みよし風土記の丘」からは車で数分、

矢谷墳丘墓から出土したもの。

分析の結果、

ローマ帝国領内(地中海沿岸から中近東)で、造られたものらしいということです。

思っていたよりもそれは小さく、思っていたよりもその青は、深く鮮やかでした。

中近東といえば、今、シリアの激しい内戦を思います。

恐らくは遥かシルクロードから中国へ、海を渡り、日本列島へ。

そして、列島の小さな山間の盆地まで。

日本はまだ弥生時代です。

歴史と時空と、国家の境が溶けて、青く輝いているような、

不思議な感覚に捉われました。

せっかくですから、矢谷墳丘墓にも立ってみました。

夏草が茂っていましたが、墳丘墓へは道が整備されています。

日本海と瀬戸内海を結ぶ尾道松江道路の工事現場が見えました。

それが、この画像。

120921

「JogTan」更新。

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コメント

昔、一緒に行ったのことあるな・・
倉田百三の文学館も覘いたよな・・
そうじゃなかったかな・・
記憶が、最近よく飛ぶんです。
そのうち、歳も忘れるよ・・

それも・・了か・・

どんな、辺境な地でも、そこに暮らす人々は・・
そこが、世界の中心と思わなければ・・
住み続けられないじゃないか・・

いろはの・・うん さん。
倉田さんは微かにそんな気が。
ここは、行ってないような、君とは。
ええかげんな記憶です。
笑いましょう。

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