デオデオ本店新館とLABI広島を、ほんの少し比較してみた。
エディオンのデオデオ本店新館と、ヤマダ電機のLABI広島が、
2012年6月22日(金)に、同時オープンしました。
今回のオープンに関しては、
メディアを通じて、それぞれのトップが色々おしゃべりになっておられます。
が、私なりの視点から、ほんの少しだけ比較してみました。
<ヤマダ電機のLABI広島。6月22日午後4時。>
1階は身動きもママならないほどの混雑。
(視点1:多目的トイレ)
・1階にあります。
尚、9月には、元々多目的トイレがあった同館6階に、ユニクロがオープン予定との事ですので、複数フロアに多目的トイレが装備されるということになります。
(視点2:多言語表示)
・各フロアに、日本語、英語、韓国語(ハングル)、中国語(簡体字)による、売り場コーナー表示があります。
(全てのサインボード、ポップについているわけではありませんが、これはこれで、客層を意識したサービスと言えます。)
また、「LABI広島」オープンチラシには、「台数限定商品の販売について」の日本語、英語、中国語表記がありました。かなりのスペースを割いていました。(デオデオ本店新館オープンチラシには、そういった多言語表記はありませんでした。)
<エディオンのデオデオ本店新館。6月22日午後5時。>
LABI広島程ではないにしろ、1階は混雑していました。
(視点1:多目的トイレ)
・1階にあります。
1階から10階までが売場という新築商業ビルで1階だけとは、不十分な印象を受けます。
設計段階でそういった視点は、先ず無かったということでしょう。
10階フロアのゆったり感、広い喫煙コーナーや空きスペースを見れば、尚更に、そう思います。
(視点2:多言語表示)
・各フロア共、サインボード、ポップ等、基本は日本語。極めて小さく英語表記が添えられているのみです。
私が見た限りでは各フロア共、韓国語、中国語表示は確認できませんでした。(極めて小さなDuty Freeコーナーにも、メーカーによる商品表示があるぐらいで、店独自の多言語表示はありません。)
哀しいかな、LABI広島の多言語表示との違いを、しっかりと見て取ることが出来ます。
(付記)
特に家電量販店においては、なんのかんの言っても、安さ訴求のみが命運を分けているのが現状だと思います。そこに、アメニティだのホスピタリティだのは、存在しないのかも知れませんが。
そう言い切ってしまえないのは、買い物をするのが「感情や生理現象を持ち合わせた生身の人間」だということ。そう私は思います。
さて、私は、デオデオで買い物をします。つい先日もノートパソコンを購入しました。なぜデオデオか。それは、結局のところ、デオデオが「ローカルブランド」であることに尽きます。
第一産業、ダイイチ、デオデオと来て、そしてこの秋、エディオンに名称が変わることが、今回の新館オープンチラシにもトップで告知されていました。秋以降のデオデオの経営戦略に、そして「ローカルブランド」としての魅力の行方に注目したいところです。
「ホギリート」更新
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