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2012年2月22日 (水)

ジェロ「情熱」(Original 2nd Album )。10篇の「愛」を聴こう。

好きなものは、好き。

ええもんは、ええ。

で、いいのだけれど、それじゃ、俺としては満足できへんので。

今日、2月22日発売になったばかり。

ジェロさんの、オリジナル・セカンド・アルバム「情熱」について、

俺なりの能書きを。

1.夜明けの風

(作詞:平尾昌晃・Tanukichi 、作曲:平尾昌晃、編曲:若草恵)

先行シングルで既に大ヒット中。技術的にも高度な歌唱力が要求されるダイナミックな曲を、見事に歌いこなしておられます。アレンジにも職人技が冴えます。

2.愛の花

(作詞・作曲:智子、編曲:多田三洋)

繊細な歌詞、ソフトな曲調が、女性ファンの心を捉えているようです。「好き嫌い好き・・・」と繰り返される印象的なフレーズが、魅力です。

3.黄昏メトロ

(作詞:アイン、作曲:AxSxE、編曲:工藤恭彦)

疾走感がたまりません。A×S×E(作曲)、アイン(作詞)の、適度なsnob感がおしゃれ。フォーンセクションもいいなあ!エッジが程よく効いて、ガツンとくる曲です。俺、イチオシです。

4.北へ流れる

(作詞:能吉利人、作曲:桜井順、編曲:阿部靖弘)

これは、かつて一世を風靡したグラシェラ・スサーナさんの歌唱で、知っていた曲。ジェロ版は、スサーナ版とは詞がかなりの部分で異なっており、よりドラマ性が強くなったと思います。「Jon Jon Jocca Jon・・・」は、ギターを爪弾くオノマトペ?

5.火焔樹

(作詞:及川眠子、作曲:国安修二、編曲:周防泰臣)

昨年シングル発売された、「ただ・・・涙」のカップリング曲。低音から高音まで、ジェロさんの声質の魅力が、余すところ無く活かされています。

6.旅の途中

(作詞:町野玉江、作曲:宇崎竜童、編曲:中村タイチ)

懐かしく、かつポジティブな印象。聴くほどに味わい深くなる曲です。

7.嘘泣き

(作詞:田久保真見、作曲:浜圭介、編曲:鈴木豪)

2010年にシングル発売された曲。悲しい歌詞を、直球で歌い上げています。そこがまた魅力。アレンジにも、詞を活かした、こだわりが見えます。

8.恋心

(作詞:原一博・木下智哉、作曲:原一博、編曲:鈴木豪)

今回のアルバムの中では、もっとも「演歌」の香りが強い曲。ジェロさんが尊敬する坂本冬美さんへのリスペクト曲として、俺は捉えたけれど。

9.荒野の果てに

(作詞:山口あかり、作曲:平尾昌晃、編曲:若草恵)

「夜明けの風」のカップリング曲。大ヒットテレビドラマ「必殺仕掛人」のテーマ曲(山下雄三:歌)をカバー。モチベーションUP!

10.ただ・・・涙

(作詞・作曲:中村中、編曲:鈴木豪)

この曲は、デビュー曲などと並んで、ジェロさんの記念碑的な一曲になっていくと、俺は思います。2011年にシングルメイン曲として発売を決断した、スタッフさんとジェロさんの心意気に拍手!このアルバムを、しっかり〆ています。

以上、ごちゃごちゃと。みなさんも、ぜひ!

ジェロ「情熱」

アルバム / VICL-63850

「翡翠のペンダント」更新

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