続・灯浮標17.承認欲求のことなど。(パーキンソン病との日々)&パーキンソングを歌いながら
ここ数日、というか、あいも変わらず私は眠れない日々。
パーキンソン病を患っているSの介護に明け暮れている。
特に8月14日の夜はほとんど眠れなかった。
気がつけば日付が変わって15日「敗戦の日」を迎えていた。
その15日、Sと同じパーキンソン病を長く患っているNさんから朝、電話。
現在入院中のNさんは、一人暮らしが長く、高齢でもあり将来が不安とのこと。
お子さんたちはNさんとの同居は困難と。
Sと話していた。その後、昼に私に再度電話。あなたの考えが聞きたいと。
返答に困ったのだが、ただ一つ、もう頑張らないでいいのではないかと。
一人暮らしにはリスクが多すぎるのではないかと。
そうした上で、身の振り方をゆっくり考えられたらどうかと、お話しした。
施設等の入所も、はっきりとは提案しないものの、一つの検討候補ではないかと、それとなく。
Nさん、泣かれる。でも、ほんの少し霧が晴れたご様子だった。
Sの場合、彼の性格を病気が更に押し上げているような、承認欲求が強い。
在宅時も、デーサービス等を利用しているときもそのようだ。
介護する側とすれば、しんどい。
かといって、その性格はもうどうしようもないのだろう。
彼が今から十数年前に作った曲に「パーキンソングを歌いながら」がある。
友の会の全国大会や、コーラスグループの発表会のみならず、多くの人々に様々な機会を通じて歌って頂いている。S自身にとっても、心の励みとなっている。
以下に紹介します。
尚、この曲の歌詞及び楽譜は、Sの著書「パオ~ンおじさんとの夏」(2013年.新日本出版社刊)に掲載されています。
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