深入山逍遥。(2022年11月6日)竜胆に会いに。
5日の夜、友人と久しぶりに電話。
取り留めのない話。あれやこれや日常の些事。
取り敢えずは二人とも生きている。
なかでも、変わらない価値観。例えば、私が最近開けた片耳のピアス穴。
初めての経験なれど、開けて見れば大した違和感もなく、まだ銀色のファーストピアスが収まっている。
そのことで友人は、私に「次は口紅を塗るの?」とか。
笑うよなあ。
LGBTQといったって、当事者以外はそうした程度の認識しかないわけで、
そこにはもちろん悪意は無く軽いジョークでしかなく、
その感覚、認識の私とのずれに苦笑しかない。
紅は引かない。(引く人もいるだろうけれど)
ただ、ピアスは、既に、セクシャリティのアイコンではないのだ。
さて、電話が終わったのは未明零時。
で、思い立って翌日早朝、1時間余り車を走らせて、
1年ぶり以上になるだろうか、深入山(西中国山地、標高1153m)へ。
午前8時着。快晴。昼前には行楽客で混雑することを見越しての早朝登山。
林間コースから登り直登コースを下山。
(これもコロナ陽性発症の後遺症か、胸苦しくてとにかく歩けない。が、なんとか頂上まで辿り着けた。往路復路ともそれぞれ1時間15分程度だから、まあ良しである。)
頂上からの眺めは何時もの通り。遥か遥か、聖湖、恐羅漢山、茫洋とたぶん日本海・・・?
県境あたりの稜線に風力発電の風車が並ぶ。
今回思いついた、一番の目的は竜胆(りんどう)の花に会いたかったこと。
今年はもう終わりかなあ、と思いつつ。
往路でも復路でも、僅かに咲き残っていたりんどうの花に出会えた。
復路ではウメバチソウもまだちらほら。
12時に下山。満杯の駐車場を後に帰宅。
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