灯浮標55(2022.7.22)パーキンソン病と暮らす。
Sと同居を始めたのが2015年7月下旬。それから丸7年。8年目が始まっている。
その間には、もともとのこの灯浮標のテーマであった、パーキンソン病とギャンブル依存症に関することはもちろんではあるが、ここに書くことのできない余りにも多くの事柄が暮らしを覆っては去って行き、また、以前として今も覆いかぶさっていることもある。
同居を始めてからも、パーキンソン病の進行は止むことなく、ゆっくり、或いは加速度をつける。
私もSも確実に老いて行く。(因みに、パーキンソン病は早老病でもあるとか。)
未来は見えない。明日でさえ深い霧の向こうに、おぼろげながら不確かに在るようにしか思えない。
この空虚な現実感の中で、何が一体できるのだろうと、黄昏、そしてまた途方に暮れ、将来への不安で、眠りは浅くなる。
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