灯浮標37(2022.5.4)パーキンソン病と幻覚のことなど。
カーテンを開け、ガラス窓を開け、網戸も開け放す。
暗闇の中、雨が降っている。
「ほら、何もだれもいないだろ!!」
怯えるSに諭すが、聴く耳を持たない。
ここ数日、Sの症状は最悪に近い状態で。
ようやく今朝若干の改善が見られた。
特に、幻覚幻聴はこれまでになく酷いものだった。
5月2日(月)、昼、毎週月曜日と金曜日に行っている言語リハビリの日で、その前日から、幻覚幻聴は相変わらずだったのだが、それでも本人が行きたいと言うので連れて行く。
それから、かかりつけの神経内科へ。
幻覚幻聴の症状などを話す。
取り敢えずオンジェンティス服用は止めることに。
帰宅後、夜にかけて幻覚に悩まされる。特に曾ての飼い犬らしき存在が現出?して消えない。
夜6時半、かかりつけ医に電話。幸いギリギリまだおられて電話に出て下さる。
マドパーを1錠半服用時の時は半錠減らすことに。
すぐには効果は出ないが、とりあえずそうする。
また長く施術を受けている作業療法士のW先生に電話するも留守電。メールに症状を残しておく。
一晩中、犬以外にも、もののけを感じるらしく、私を呼び続ける。体のこわばりや振顫も酷い。
Sの求めに応じて横で寝てやるのだが、結局、朝まで私は殆ど一睡もできず。Sはうつらうつら状態。
3日朝のSの血圧は、171~112と久しぶりに高め。(4日朝は142~88と落ち着く。)
3日朝、ケアマネージャーや訪問看護師に電話連絡するも、どうにもならない。連休中、しかもその初日でショートステイも一時入院も叶わず。デーサービスを増やすしか方法がない。
3日、どうにかデーサービスに連れて行くことができた。私が休める。
急遽、4日もデーサービスに行かせることに。
3日夜から4日朝にかけて、本当に久しぶりに私は眠ることができた。Sによると、夜中に私もかなりうなされていたようだが。
4日朝、6時前、階下のSに呼ばれ、寝室に行って見ると、衣類やおしめが散乱。片づけて、うがいをさせる。
おなかに何物かが憑りついていると言うので、さすって払いのけて?やる。
起床時のマドパーを服用させる。すこしづつ落ち着きを取り戻しつつあるようだが、油断はできない。
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