灯浮標36(2022.4.30)パーキンソン病と幻覚。贖罪と悔恨と逃避。
私と言えば、先週の土曜日夜から、半年ぶりにぎっくり腰に。
コルセット、湿布薬、消炎剤、痛みどめ錠剤でしのいでいたのだが、昨日コルセットを外した。まだ痛みは残っているのだが、どうにかこうにか家事は出来る。
Sの幻覚が、ここ1,2週間ひどく進行しているようだ。曾ての飼い犬がSにまとわりついて離れない。あの世からSに会いに来ている。Sはそれを実体として捉える。
夜、例によって言い争いに。一旦は、犬たちが二度目の死を選び、消えて行ったようだが、それはまた繰り返されるのだろう。
愛情を十分に注げなかったことへの贖罪がそうさせているのか。
或いは、現状の辛さから幻覚への逃避なのか。
詰まる所は、それらに対処しなければならない私のストレスとなって、苦悩と疲労が私の体に蓄積していく。
昨夕はヘルパーさんによる入浴介護があり、それでも、朝からの幻覚は洗い流すことは出来ないのだ。来週、月曜日は、受診。先生に処方薬がこれでいいのかどうか、幻覚の辛さと共に相談したい。
追記
未明から繰り返し階下から階段を私の部屋へとあがってくる。杖と洗剤や消毒液を手にしている。家の中に誰かが居ると言うのだ。貌が異常だ。なにか、Sが人間ではない化け物のようにさえ思える。怒っても我に返らない。一晩中、家の中をごそごそ歩き回っている様子。気味が悪い。認知からくる徘徊か。
体が動いていること自体も異常である。
月曜日にかかりつけ医と相談するにしても、結局、減薬して体の動きを止めるしかないのだろうか。
私は、ここ数週間の寝不足や心労で、過労のピーク。
朝、Sをデーサービスへ連れて行く。本人はそのことすら忘れていたようだが。その足でSの知人の写真展へ顔を出す。Sからとして、手紙と菓子箱をお祝いに渡す。
M夫人がちょうどおられ、Sのことを話す。一刻も早く先生と相談して、薬を減らして、体が動かないようにした方が良いとおっしゃる。
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