レクイエムの夜。立秋の朝。寝汗が。
昨日6日は、故郷も炎暑で、
墓掃除の最中も汗だくだく。
それでも、水を替え、おはな(榊)を供えれば、
清々しい。
お墓の中の両親と少し話しをして、
そうして、近くのお店で買ったソフトクリームを舐めながら、
広島へ帰ったのですが、
それから、夜に予定していた、
コンサート、どうしようかなあ、と、一瞬怯むほどの疲労感。
まあ、結局のところ、友人と出かけたわけです。招待券を持って。
その友人の愛犬の命日が8月6日。あれから、もう9年になるんやな。
読響50周年特別公演
鎮魂のレクイエム
世界平和への祈り 広島特別演奏会
<原爆忌に贈る鎮魂歌>
長い!どこまでがタイトル!?
まあ、それはええ。
で、プログラム。
バーバー:弦楽のためのアダージョ
モーツァルト:フリーメーソンのための葬送音楽K.477
モーツァルト:レクイエムニ短調K.626(朗読付き)
モーツァルト:アベェ・ヴェルム・コルプスK.618
管弦楽:読売日本交響楽団
(指揮:シルヴァン・カンブルラン)
合唱:広島平和祈念合唱団
他にソリスト、有名タレント(朗読)
主催:読売新聞社、日本テレビ放送網、等々沢山。
私にとって全て未知。
途中で眠っちゃあかんと恐れながら開幕。
休憩後、いよいよレクイエム。
広島平和祈念合唱団の歌声は、
私の魂を揺さぶり、素晴らしかった。
あ~、何ヶ月も前から、練習を重ねられて、今日の本番に望まれたのだろうなあ。
その真摯な思いが伝わり胸を打つ。
本当に、惜しみない拍手!!!
じゃが、あとがいけん。
見苦しい。
演奏の途中でペットボトルから水分補給をするソリスト。
やたらドレスの胸周りを気にするソリスト。
自分の朗読が終わると、手持ちぶたさなのか、
スコア?を何度もぺらぺら見返して落ち着きの無い有名タレント。
客席から全部丸見えやで。
お陰で眠気も吹っ飛んだわ!
演奏自体、どやった?
(なんやしら、落ち着きの無い演奏に聞こえたんやけどなあ。)
(まあ、わし、所詮素人やから、ようわからんわ。)
でも、わしには響かんかった。
地方を舐めたらアカンで!
あれが、レクイエムなんやろか・・・。
いつ演奏が終わったのかさえわからず、
思わず係員に聞いたんやで、わし。
「これで全部、終了ですか」
PS:
お墓の周りやお墓の中にまで、なにか小動物らしい白骨が散乱してて。
こんなこと、初めてで。
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