続・灯浮標41 パーキンソン病を食い潰す、ギャンブルという悪魔。
改めて。
Sがパーキンソン病と医師が診断書に書き込んだのは、2006年1月。Sはまだ50代初めだった。
あれから20年近くが過ぎる。
仕事を早期退職するその前から、地方競馬や中央競馬、海外(韓国、シンガポール、マカオ)のカジノに囚われてしまう。前後してパチンコにも入りびたるようになる。
それがすべてパーキンソン病によるものとは言えないかもしれないが、パーキンソン病薬の服薬が引き金になっているのは疑いようがない現実。
ギャンブルで、住む家も、お金も、人の信頼も失ったSを、そのギャンブルが生涯にわたってSの精神を蝕み続けるのだろう。
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