続・灯浮標33.パーキンソン病と幻覚の朝。ほぼ徘徊初期?
日付が変わった9月4日午前2時過ぎ。ふと目覚めて、Sが気になり階下へ降りる。
ベッドに車いすをつけ、体がベッドに不自然に横たわった状態で、足は車いすに残っている。
体制を整え、導眠剤を飲ませる。
朝6時、玄関の扉が開く音。階下へ降りる。Sの姿がない。玄関ドアを開けると、ガレージわきに、Sが杖と歩行器を支えに立っている。帰ろうとしない。制止を遮って庭に移動する。
何者かを探してのことらしい。幻覚が激しい。
そのまま動けなくなる。振戦も激しい。草むらに倒れこむ。
倒れこんだ庭先で、朝7時の薬を飲ませる。
庭からガレージわきに移動。車のドアを開けようとしている。
そのまま動けなくなる。車いすに乗せ、どうにか室内へ入れる。
ベッドに横たわらせる。私は疲労困憊。
9時前、訪問リハビリ。10時半から入浴介護。
午後、傾眠状態が続く。
バイタルは正常。
こうしたことは初めてではないが、私のメンタルがやられる。もちろん体力的にもつらい。
これから先どうなるのだろ。不安が募る。
本当にこれからが不安。私がSの介護を引き受けて、この7月から10年目に入った。
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