« うつせみのはかなくて。ただひとはうつりぎ。(冷笑の薄気味悪さよ。) | メイン | 続・灯浮標33.パーキンソン病と幻覚の朝。ほぼ徘徊初期? »

2024年7月23日 (火)

改行できない歴史。「月ぬ走いや、馬ぬ走い」読了。

単行本の定価買いは十数年振りか。

豊永浩平著「月(ちち)ぬ走(は)いや、馬(うんま)ぬ走(は)い」(講談社刊)読了。

「琉球弧」と言う言葉が頭をよぎる。

これは、小説であり叙事詩である、琉球弧の改行できない歴史を幾重にも紡いだ。

・・・芭蕉布を揺らす歴史の風。

(抹消線の下を読もうとするのだが。)

さて。

コメント

コメントを投稿