続・灯浮標34.明け方のサイレン!!パーキンソン病患者の妄想の果てに。
9月10日。朝7時過ぎ。Sが二階に何者かがいると、上がってくる。私の制止を振り切る。結局、二階の廊下で倒れこむ。私一人では動かせず、ヘルパーさんを急遽呼ぶ。8時過ぎ、男性ヘルパーさんが来られる。何とか階下のベッドへ移動させてもらう。10時過ぎ、デーサービスへ連れていく。夕方、デーサービスから予約していた歯科へ。
9月11日。早朝、5時半ごろ。救急車我が家へ。Sが、携帯で119 を押していた。Sによると、二階の私を呼んでも返事がなく、それで不安になり、救急車を頼んだとのこと。
救急隊員が、5.6人、いやもっとか。家の周りや室内に。まさかこんなことになるとは。
心が折れる。救急隊員がSと私のバイタルを確認、いろいろと状況を聞かれる。救急隊員に謝り、帰ってもらう。
Sは自分のしたことがよく理解できていない。
朝9時前、訪問リハビリ。その後、10時半から訪問入浴。それぞれに朝の顛末を話す。
一様に驚かれる。このままでは在宅介護は破綻する。
12日。朝9時。訪問看護。看護師さんは、Sの入院か、或いは短期の施設入所を勧められる。
看護師さんがかかりつけ医に連絡を取っておられ、それによると、ネオドパストンを減薬しなさいとのことだが、本人は拒否する。八方ふさがり。
とにかく、私はSの幻覚によって連日嘘つき呼ばわりされている。メンタルが壊れそうなのだが、それをまず打開するには、Sと距離を置きたいのだが、私を嘘つきと罵倒しながらも、依存してくる。
どうしたものか。
Sの幻覚、幻聴はやまない。そして、認知的な傾向も強まっている。
先日、Sのお姉さまと電話で話し、手紙を差し上げたのだが・・・。
私一人では、どうしようもなくなっている。
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