続・灯浮標2(2023.2.27)夢。
風雨に家が揺れ、壁もふわふわと膨らみ騒ぐ。私は痺れた足と痛む左肩、左腕を持て余しながら階下へ降りようとするのだがままならない。
すると、トイレに向かうSの姿が、階下に確認できる。そのSは私を見ると、一言、「君もパーキンソン病じゃないの」と声を掛けてくる。
そこで目が覚めた。夢だ。ただ、確かに足はだるく、肩も相変わらず痛いのだ。
Sは一昨日、昨日、今朝がたと、私を起こす時間帯は異なるものの、排尿などの介護が必要。からだの振顫も酷い。Sが私を呼ばなければ呼ばないで、熟睡も出来ない。
今年に入って、Sは競馬をやりたがる。私がネット投票をしてやる。結局は負けが込むのだが。
まあ、そう大金は注げないので、とりあえずは私の気持ちを抑えてはいる。
今日は、午後、Sの言語リハビリで、病院まで連れて行く。
夕方から夜にかけてひどく疲れている。疲れ果てている。
(追記)
夜9時過ぎ、Sをリビングから寝室のベッドに車椅子で移動させる。
それから1時間半ぐらいたったころ、酷く咳き込む声が、2階の私の部屋まで聴こえてくる。
階下に下りてみると、Sはベッドに座り込んで、激しく咳き込んでいる。どうも誤嚥のようだ。
昼間に飲みこんでしまった飴玉が喉の奥か気管の入り口に留まっていると言うのだが、よく分からない。お湯を飲ませる。しばらく様子を見る。咳が止まらないので、体の右を下にしてベッドに横たわらせて、背中をしばらく叩きつづけてみる。すると程なくおとなしくなって、眠り始めた。
灯りを消して部屋を出る。時間は夜11時過ぎ。それから更に日付が変わって3時過ぎ、Sの様子を窺うと、体勢は少し崩れていたが、ほぼ横向きのままでよく眠っている。
取り敢えずは落ち着いた様子だ。
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