数日前から、やっとやっと梅の花が開き始めた我が家の庭。
というわけで、久し振りに漢詩。 画像は、「彼岸の梅」といった風情かな。
(今回の訳、マジ超難い!嗚呼!題名もそれなりに考えてみたんですけどね、どうでしょう。)
「梅花落」 鮑照
中庭杂树多
偏为梅咨嗟
问君何独然
念其霜中能作花
露中能作实
摇荡春风娟春日
念尔零落逐寒风
徒有霜华无霜质
(HIRO訳)
「梅花頌」
庭の雑木の中で、
何より私は梅が好き。
何故に?って問われたら、
梅は霜に耐えて咲き、
露に実を結ぶから。
あなたは東風に揺れ春の光に戯れて、
やがては寒風に散るさだめ。
その花の霜の白さも凍えるばかり。
(鮑照:南朝・宋)

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