出雲、石見路。2014年、初冬。
<雨の出雲へ>
今週の日曜日(11月9日)、ふと思い立って、雨の中、出雲大社まで車を走らせました。往路は、中国自動車道から三次へ降り、R54経由で出雲まで。 赤名峠は紅葉がピーク。赤や黄が雨に滲んでいました。 お昼ちょうどに出雲大社に到着したのですが、激しい雨にもかかわらず、日本各地から多くの参拝客が訪れていました。スターバックスもあったりして、すっかり縁結びのパワースポット。私は、もう何十回となく訪れているものの前回が10年以上前。その間に、周辺を合わせて、かなり様変わりしていました。
... お参りした後、色々と思い出深い鷺浦、鵜峠(ここへの道は狭く勾配もきついのでお勧めしませんが。)へ。それから日御碕へも足を延ばしました。
日御碕までは出雲大社から車で僅か15分程度にも拘らず、大社周辺の喧騒が嘘のよう。駐車場も日御碕灯台への遊歩道も閑散としていました。 「雨だから?」って、土産物屋さんの店頭で暇を持て余しているおばあちゃんに聞くと、「いや、いつもこう」だそう。 いいところなのにね。せっかく出雲大社までお越しになったのなら、日御碕へもおいでになればいいのに。 私は、雨が小降りになるのをその店先で待って、それから日御碕灯台のてっぺんへもえっちらおっちら上ったのでしたが、あれだけ降っていた雨が、私が上りきるのを待っていたかのように止み、薄日さえ差し始めたのでした。 ちなみに、経島(ふみしま)にウミネコが飛来するのは、12月になってからだそうです。
雨が上がったので、海岸沿いを、しばらく走りました。
松江道も開通し、浜田道と併せて、まあ当たり前と言えば当たり前ですが、この10年で物資の流れもすっかり変わってしまったなあと、感慨深いものがありました。
降っても晴れても出雲路、皆様もどうぞ。
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