「ひろしま菓子博で電動車椅子の乗入れ制限」って、なんじゃ!
2013年4月21日付、今朝の中国新聞記事から。
今開催されている「全国菓子博覧会(ひろしま菓子博)」で、電動車椅子の乗り入れが制限されているとか。
愚か極まりない関係者たち。電動車椅子が、それを使用している人たちにとってなんであるのかが全く分かっていない。手動式車椅子へ乗り換えればいいってもんじゃない。
使う人にとってそれは、体の一部であり、生きていく上での大切なパートナー的な存在ではないのか。
ちょっと厳しい言い方をすれば、こうしたことが事前に予想できなかった、関係者の想像力欠如と、心の冷たさを感じる。
これでは、機能的な障害以外にも、お年寄りや幼い子どもたちなどへも、細やかな目配りや心配りあるのか、不安になる。
なんか、入場者数をカウントすることだけに血眼になっているような気さえするのですがね。
こうしたイベントで、広島の都市としての成熟度が試されていると思う。
一刻も早い改善を!
それにしても、荒川宣昭事務局長の「人混みの中での移動は危険で認められない。利用者や来場者の安全を最優先したい」って、コメントは、余りにもひどい。電動車椅子利用者は邪魔者。障害のある方は邪魔者って感情が、みえみえですぞ。こんな主催者側のスタンスが、かえって混乱を招くのです。
混雑していようがいまいが、電動車椅子以外にも、歩行器が必要な人、盲導犬と来場される人、白杖の人。数歩歩いては休憩される人、腰の曲がった人、言葉を発することの出来ない人・・・・・、本当にいろんな人が来場されるんです。
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