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2012年11月 5日 (月)

「腊肠(ラーチャン)」と「腊肉(ラーロウ)」。

先日、中国からの留学生に、

「腊肠(ラーチャン)」と「腊肉(ラーロウ)」を頂きました。

「ラーチャン」は豚肉のソーセージのようなもの。

「ラーロウ」は鶏肉のベーコンのようなもの。

共に、浙江省寧波(「ねいは」、中国語で「ニンポー」)あたりの家庭料理で、

留学生(内蒙古出身)の友人(浙江省寧波市出身)の、

お母さん手づくりのおすそ分けだそうで、

私はそのまたおすそ分けを、珍しいでしょって、頂いたわけです。

奥深い風味と味わいがあって、美味しかったです。

さて寧波は、上海のおおよそ南に位置し、

都市圏人口約568万人、中心部は約220万人の大都市です。

この寧波市で、先ごろ、化学工場拡張に反対する大規模な住民デモが起こり、

結果、市政府が拡張事業の一部撤回を発表する事態になったことは、

日本でも報道されました。(中国新聞2012年10月30日付朝刊)

こうした「環境デモ」は中国各地で起こっていて、

急速な経済発展の中、住民の環境に対する意識も高まっています。

また、寧波は、唐、宋の昔から、日本との繋がりが深い地です。

かつて、日本の多くの僧は、この港から中国大陸の地を踏みました。

宋との貿易は、この港が窓口でした。

そんなことをふと思いながら、おすそ分けの、

「腊肠」と「腊肉」を頂きました。

画像の向こうのお皿。上側が「腊肠」、下側が腊肉」の筈。

手前のお皿にあるのは、杏仁豆腐です。

121022_

「JogTan」更新。

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