馬酔木の薫りの中で
前庭の薄紅色の馬酔木の花がやっと咲き始めました。
道路に面した馬酔木の花は白。
こちらは野生種。
引っ越ししたとき、父が、故郷の山から掘ってきたもの。
仄かに薫り始めています。
「香り」って書いたほうがいいのかなあ。
でも、気分は、「薫り」のほうかなあ。
「匂い」でもないし。
まっ、どっちゃでもいいか。
馬酔木は、「あしび」ってキーを打たなければ、変換してくれないのだけれど、
方言かどうか、私は「あせび」って発音している。
親も、周りもそうだったような気がする。広島県北部の産ですが。
まっ、どっちゃでもいいか。
早春の日差しを背に受けて、山に入れば、あせびの白い花が、
むらがりこぼれているんだ。
それが山仕事に忙しい田舎のいまごろ。
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