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2011年10月20日 (木)

鞆のお供に、どうぞ。

夜明けが近くなって、

脳裏に、鞆の浦って、なんの意味も無く浮かんだんだ。

鞆の浦と、俺のこと、ちょこっと書きます。

記憶では、確か、三度訪れている。

最初は友人と。十年近く前。

ルートは福山市街から芦田川沿いに県道福山鞆線を車で鞆の浦まで。

結構距離あった。確か、多く街並みを通るルート。

その友人と対潮楼から、沖を行く船をぼーっと、眺めていた。

二度目は、両親と海から。7、8年前。

宇品からクルーズ船で阿伏兎観音の脇を掠めて、仙酔島、鞆の浦。

雛祭りの頃で、細い路地の、古い町並みの、旧家の表に、

由緒あるお雛様が競ってお祀りしてあった。

途切れない観光客の波を、覚えている。

三度目は、車でグリーンラインを一人走って。

やっぱり7,8年前。

このルートは、ほとんどが山間。

遥かに海を望む。

福山から入るのだけれど、鞆の浦に近くなって、

中川美術館がある。

これが目的だった。

中川美術館は、中国の絵画や焼き物などの収集で、

知る人ぞ知る存在。

中国からも一目置かれていて、凄い作品群を目にすることができる。

一応「中国迷」(中国フリークとでも訳しといて)としては、外せない。

で、話がくねっちゃったけど、

そうなんですね、このルート、

鞆の浦に向かって延々、くねくね、坂を下っていきます。

ドライブ好きには、全ルートじゃないけれど、景色も良くて、楽しい。

帰りは、みろくの里へ立ち寄った記憶がある。

で、鞆の浦。

ひなびた観光地。

俺には、なんだか、そっけない。

人に倣って常夜燈で写真を撮った。

なんにもないときは、静かな町。

埋め立て架橋計画がずっとあるらしい。

どうしようとしているんだろう、この町の人はこの町を。

空が明るんできた。

沖を異国の船が行く。

今日は潮も風もいいみたいだ。

もちろん、不確かな記憶の中で。

紅棗「サフラン姫」更新

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