団地の金木犀。
峠を下って、そのまま海沿いの国道を走るよりか、
数分だが距離も時間も短くなるから、
少々くねくねしていてもいいからと、
左へハンドルを切り、
山肌を縫って、幾つかの団地を掠めて県道を走る。
車の窓ガラスを降ろせば、
金木犀の香りが車内にまで忍び寄ってくる。
そうか。
そんな時季か。
確か、活断層が走っているんだよなあ。
それでだろうか。
こんなに眺望がいい、この地形は。
V字の谷があり、
遥かに瀬戸内海を望む。
そうしたひな壇団地が、
歳をとるほどに身に沁みるであろう、
かなりの傾斜を持って開発されている。
紅棗「ホギリート」更新
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