衰退と崩壊。核抑止と思考停止。(お気に入りオレンジTシャツはもう着ない。)
7月20日投票開票された参議院選挙で、日本人ファースト、そして核武装を声高に訴えるS党が躍進した。更に、S党は、選択的夫婦別姓や同性婚にも反対である。
ネット社会の象徴ともいえる結果に暗澹とした気分だ。
年代に関係なく、自らの「無知」を認めず、攻撃的なキャッチフレーズや政策でアピールするS党に、自らの社会的あるいは個人的な閉塞感からの開放やその解消を託すことで、客観的な、そして論理的な思考が停止している有権者も多いのかとも・・・。
彼らにとって、差別することは、多分快感なのだ(ろう)。溜飲が下がるのだ。そこになにものも生まれないことに気づいてはいない、恐らく。差別することは差別されることの裏返しでもあるのかも。その認識はもちろん無いのだろう。
「貧困」は「排外主義」では解決しない。当たり前だけれど。
ついでに言えば、私の住んでいる選挙区で、S党候補(ギリギリ落選!)は、「日本人ファースト」ではなく「日本ファースト」と連呼していた。まあ、微妙な言い換えではある。
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