G7HIROSHIMAの茶番。
と言えば言い過ぎなのだろうか。
あの喧騒から数日経った今、溜息と怒りと空しさ、そうした感情がうすら寒く湧いてくる。
彼ら権力者たちは結局のところ、原爆資料館見学や原爆慰霊碑献花を単なるセレモニー化して、HIROSHIMAを利用し、悪く言えば核抑止論を正当化したようなもんだ!と思えてくるのだが。
ウクライナ大統領来広に熱狂する市民たちを遠く眺めながら、私は、武器供与を要望する大統領と握手を交わすG7メンバーにある種の嫌悪感を覚えた。
例えば、ウクライナ大統領を呼ぶのであれば、無理を承知の上でもロシアや中国を招待するとか、そうした「実績」だけでも残すことは出来ただろうに、結局はあれである。
優れた記事がある。中国新聞2023年5月21日付第一面の署名記事「「広島ビジョン」に値せぬ」だ。それを読みながらぶつぶつあれこれと、思った私である。
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