灯浮標74.(2023.1.8)パーキンソン病と睡眠障害、幻覚のことなど。
日付が変わった1月6日午前3時ごろ、Sに起こされる。何か得体のしれないものに憑りつかれている様子。ベッドからずり落ちそうになっている。体勢を整えてやる。紙おむつをあがるところまであげて装着。私の腕の不調もあって、Sが寝た状態ではなかなか思うようにいかず、いつものように私一人が癇癪を起す。
翌7日も午前3時ごろ、階下で何か物音がして下りてみると、Sが下半身剥き出し状態でリビングまで移動している。私に異常があるのではと思って、彼なりの防御策をとって2階へあがろうとしていたらしい。
家のどこかに誰かがいるのではないかと妄想、或いは幻覚。
このところ、深夜になると睡眠障害もあり、所謂、幻覚、幻聴、が続いている。
そのたびに私が翻弄される。
改めて、Sの服用しているパーキンソン薬の副作用をNET検索してみる。
マドパー、ミラベックス、ともに幻覚、幻聴、幻視、病的賭博、性的依存などの項目がある。
Sはそのどれもが表れている。何度となくかかりつけ医やリハビリの先生などとも相談しているが、根本的な解決には至らない。
また、特に、ここ数日、Sによれば、ここに活字で記録できないような、性的な夢を見ているらしい。パーキンソン病薬の副作用の一つでもあるらしいが、ギャンブル依存症、性的依存症、買物依存症の中でも、ギャンブルに続いて性的依存症も発現しているのだろうか。
今年1月で19年目に入るパーキンソン病患者の現実なのだろう。
ほとんど全てを私一人で介護する私の精神的肉体的疲労は日々重なって行く実感。
今年はどうなって行くのか。昨日今日とSは今年二回目のショートステイ。
先が見えない。
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