遠く旅立った愛犬、ルルに捧げます。弔詩「野の舟」
一週間前、2018年1月28日日曜日、朝、友人と私の愛犬ルルが14歳と7か月余りのこの世での生を終え、遠く旅立ちました。
とてもとても悲しいむなしい一週間」が過ぎました。
二週間以上、毎日雪が降っています。凍える寒さが続いています。
ルルに献じる弔詩です。
中国語と日本語で書きました。
献给璐璐
吊诗「野舟」
一艘舟被冲上草荒边来
夹小雪的寒风吹哭了它
撕破耀眼的阳光照进了
那是年轻的时候
现在无常的放弃渐渐被埋没的
一艘舟
它站在舟头
我再往前划
它展翅飞翔到天空再次哭起
永远地离开了我
(回诗)
哎哟
我看到家里灯亮着
我想回家但是我回不去了
望着天空再次哭起
弔詩「野の舟」
野の汀に打ち上げられた一艘の舟よ
小雪交じりの寒風に哭いている
あの眩い陽射しを切り裂いて進んだ
若々しき日々よ
今は儚く打ち捨てられて朽ちて行く
野の舟よ
私はあなたを舳先に乗せ
また漕ぎ出す
羽を大空へ広げ歓びに哭き続ける
あなたと共に
(2018.1.29.荼毘の日に)
(返詩)
おうおう
遠く家灯りがみえる
帰ることはもう無く
天にまた哭く
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