HIRO訳 漢詩16.(杜甫「漫成」)
今日2013年9月16日は、中秋節で満月。
皆さんのところのお天気はどうでしょう。
お月さん、見えますか。
私の家から見上げれば青空ですから、期待できそうです。
では、さっそく、
今夜の漢詩は、とぼとぼ杜甫の七言絶句。
月餅でも召し上がりながらどうぞ。
(いつものように、原詩に沿った訳は、書籍、ネット等でどうぞ。)
「漫成」 杜甫
江月去人只数尺
風灯照夜欲三更
沙頭宿鷺聯拳静
船尾跳魚撥刺鳴
(HIRO訳)
「なんとなくなんとなく」
長江の水面に月が出て、手を伸ばせば触れるほど
風に揺れる灯は、既に真夜中を教えてくれる
砂浜に眠る鷺は、握りこぶしを並べたふう
船尾(とも)に遊ぶ魚は、時折弾けて水を散らす
<杜甫:712~770、唐>
画像は、中秋の峠。今日の筒賀越(広島県)。
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