HIRO訳 漢詩14.(伊達政宗「馬上少年過」)
知人が、私にこの漢詩を訳してみんさい、
という訳で、今回初めて日本人が詠んだ詩です。
思わず笑ってしまうほど、
誰もが知っているこの有名な詩を、今更って感じではありますが、
まあ、私がやる以上は、まともにはやっつけておりません。
が、どうでしょうかね。
馬上少年過 伊達政宗
馬上少年過
世平白髪多
残躯天所赦
不楽是如何
伊達政宗自身の詩といわれても、ぴんと来ません。
彼にも武将にもさして興味ありませんので。
もちろん、司馬遼太郎のこの詩による小説も読んでおりません。
ネットで検索すれば、様々な解説や素晴らしい訳がありますね。
ではでは、私流、迷訳&珍訳を!?
私、この4行、一旦解体して、順序も変えています。
要は、「世平」の捉え方だと思います。
どう捉えるかは、読む人個人の立ち位置や、生き方その物の様に思えるのです。
*「軀」(く)については、今は「躯」でほとんど表記されていますよね。「躯」でよいと思います。意味は、シンプルに「からだ」。
馬上の風
只いたずらに楽しみますか
残りの日々を
それとも再び馬上の日々の
風を感じますか
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