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2013年5月31日 (金)

HIRO訳 漢詩14.(伊達政宗「馬上少年過」)

知人が、私にこの漢詩を訳してみんさい、

という訳で、今回初めて日本人が詠んだ詩です。

思わず笑ってしまうほど、

誰もが知っているこの有名な詩を、今更って感じではありますが、

まあ、私がやる以上は、まともにはやっつけておりません。

が、どうでしょうかね。

  

馬上少年過  伊達政宗

  

馬上少年過
世平白髪多
残躯天所赦
不楽是如何

  

伊達政宗自身の詩といわれても、ぴんと来ません。

彼にも武将にもさして興味ありませんので。

もちろん、司馬遼太郎のこの詩による小説も読んでおりません。

ネットで検索すれば、様々な解説や素晴らしい訳がありますね。

ではでは、私流、迷訳&珍訳を!?

  

私、この4行、一旦解体して、順序も変えています。

要は、「世平」の捉え方だと思います。

どう捉えるかは、読む人個人の立ち位置や、生き方その物の様に思えるのです。

*「軀」(く)については、今は「躯」でほとんど表記されていますよね。「躯」でよいと思います。意味は、シンプルに「からだ」。

  

(永島訳)

 馬上の風

  

只いたずらに楽しみますか

残りの日々を

それとも再び馬上の日々の

風を感じますか

  

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