ジェロ(Jero):「約束」のうわの空。
デビューして約1年後、2009年2月25日に発売された、
ジェロさんの、オリジナル・ファーストアルバム「約束」をどうぞ。
1.「えいさ」
作詞:一青窈
作曲:山本健太郎
編曲:鈴木豪
以前にも書きましたが、日本の「色彩」が一青窈さんとジェロさんによって、鮮やかに跳舞します。せつない恋の歌。
2.「東京漂流」
作詞:阿木耀子
作曲:宇崎竜童
編曲:多田三洋
ジェロさんの繊細な歌唱表現の極みと言える一曲。阿木耀子さんの詞と宇崎竜童さんの曲の駆け引きが面白い。
3.「アルゼンチン逃避行」
作詞:秋元康
作曲:横山剣
編曲:鈴木豪
なんといっても横山剣さんです。適度にスノッブ。どのお酒を選ぶかによって、感じ方も様々。
4.「試練」
作詞:山上路夫
作曲:春畑道哉
編曲:鈴木豪
チューブの春畑道哉さんによる、端正な作品。超ベテラン山上路夫さんの詞がくっきりと浮かび上がります。元気が出ます。
5.「晴れ舞台」
作詞・作曲:中村中
編曲:鈴木豪
ジェロさんの「えんかみち」を体感してください。盟友、中村中さんの傑作。
6.「キョーコとタカシ」
作詞:秋元康 作曲:宇崎竜童 編曲:多田三洋 「海雪」と同じ作家陣によるもの。ロードムービー仕立ての軽快な作品。 7.「流浪の街」 作詞:蟹江ハルキ 作曲:山本健太郎 編曲:阿部靖弘 ジェロさんの伸びやかな声が突き抜けています。迫力の一曲。蟹江ハルキさんの世界観に溺れます、私。 8.「大阪ジュエル」 作詞:蟹江ハルキ 作曲:つんく 編曲:上野圭一 作詞と作曲。アプローチは異なりますが、秋元康さんとつんくさんの共通点をあらためて感じさせる曲でしょうか。その歌謡曲の歌謡曲たる、といった点で。ジェロさんの「昭和歌謡テイスト」が楽しめます。 9.「菜の花畑でつかまえて」 作詞:山川啓介 作曲:都倉俊一 編曲:鈴木豪 昭和の一時代を築いた都倉俊一さんの意欲作。「えいさ」と対を成すといってもよいかも。メロディーと詞のセンスに脱帽します。私の一押し。 10.「海雪」 作詞:秋元康 作曲:宇崎竜童 編曲:多田三洋 弦アレンジ:鈴木豪 これはもう、あえて何も書く必要はないですよね。イントロからジェロさんの世界全開です。 ときには、こうして、最初の一歩に立ち返って聴くのも、 一ファンとしては面白いものです。 この多彩なラインナップは、やはり見事。 http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A021548/VICL-63850.html 翡翠のペンダント」更新
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