ジェロ「情熱」(Original 2nd Album )。10篇の「愛」を聴こう。
好きなものは、好き。
ええもんは、ええ。
で、いいのだけれど、それじゃ、俺としては満足できへんので。
今日、2月22日発売になったばかり。
ジェロさんの、オリジナル・セカンド・アルバム「情熱」について、
俺なりの能書きを。
1.夜明けの風
(作詞:平尾昌晃・Tanukichi 、作曲:平尾昌晃、編曲:若草恵)
先行シングルで既に大ヒット中。技術的にも高度な歌唱力が要求されるダイナミックな曲を、見事に歌いこなしておられます。アレンジにも職人技が冴えます。
2.愛の花
(作詞・作曲:智子、編曲:多田三洋)
繊細な歌詞、ソフトな曲調が、女性ファンの心を捉えているようです。「好き嫌い好き・・・」と繰り返される印象的なフレーズが、魅力です。
3.黄昏メトロ
(作詞:アイン、作曲:AxSxE、編曲:工藤恭彦)
疾走感がたまりません。A×S×E(作曲)、アイン(作詞)の、適度なsnob感がおしゃれ。フォーンセクションもいいなあ!エッジが程よく効いて、ガツンとくる曲です。俺、イチオシです。
4.北へ流れる
(作詞:能吉利人、作曲:桜井順、編曲:阿部靖弘)
これは、かつて一世を風靡したグラシェラ・スサーナさんの歌唱で、知っていた曲。ジェロ版は、スサーナ版とは詞がかなりの部分で異なっており、よりドラマ性が強くなったと思います。「Jon Jon Jocca Jon・・・」は、ギターを爪弾くオノマトペ?
5.火焔樹
(作詞:及川眠子、作曲:国安修二、編曲:周防泰臣)
昨年シングル発売された、「ただ・・・涙」のカップリング曲。低音から高音まで、ジェロさんの声質の魅力が、余すところ無く活かされています。
6.旅の途中
(作詞:町野玉江、作曲:宇崎竜童、編曲:中村タイチ)
懐かしく、かつポジティブな印象。聴くほどに味わい深くなる曲です。
7.嘘泣き
(作詞:田久保真見、作曲:浜圭介、編曲:鈴木豪)
2010年にシングル発売された曲。悲しい歌詞を、直球で歌い上げています。そこがまた魅力。アレンジにも、詞を活かした、こだわりが見えます。
8.恋心
(作詞:原一博・木下智哉、作曲:原一博、編曲:鈴木豪)
今回のアルバムの中では、もっとも「演歌」の香りが強い曲。ジェロさんが尊敬する坂本冬美さんへのリスペクト曲として、俺は捉えたけれど。
9.荒野の果てに
(作詞:山口あかり、作曲:平尾昌晃、編曲:若草恵)
「夜明けの風」のカップリング曲。大ヒットテレビドラマ「必殺仕掛人」のテーマ曲(山下雄三:歌)をカバー。モチベーションUP!
10.ただ・・・涙
(作詞・作曲:中村中、編曲:鈴木豪)
この曲は、デビュー曲などと並んで、ジェロさんの記念碑的な一曲になっていくと、俺は思います。2011年にシングルメイン曲として発売を決断した、スタッフさんとジェロさんの心意気に拍手!このアルバムを、しっかり〆ています。
以上、ごちゃごちゃと。みなさんも、ぜひ!
ジェロ「情熱」
アルバム / VICL-63850
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