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2014年9月 5日 (金)

HIRO訳 漢詩21、「峨眉山月歌」  李白

今夜は月齢10.5。

半月は過ぎたけれど、久し振りに雲が切れて、きれいな月でした。

最近の私のお気に入り、李白の「峨眉山月歌」を、私流に訳してみました。

「峨眉山月歌」  李白

峨眉山月半轮秋,

影入平羌江水流。

夜发清溪向三峡,

思君不见下渝州。

「峨眉山月の歌」

峨眉山に半月が懸る秋、

影は平羌(へいきょう)江(こう)の水面に落ちる。

夜には清溪を発って向かう三峡、

思えど君に会えず渝州(ゆしゅう)を去る。

(棗樹訳)

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