「小候鳥」~小さな渡り鳥~
{小さな渡り鳥}
今年の春節(旧正月)は、2月10日です。
春節シーズンの人や貨物輸送を「春運」と呼びますが、中国のメディア報道によれば、1月19日(土)頃から早くも「春運」が始まっているそうです。
そして、「春運」は、春節のお祭りが終わる元宵節(今年は、2月24日(日))過ぎまで続きます。人民日報では、今年、春運ラッシュのピークは1月26日から3月6日の40日間と報道しています。そして、毎年困難を極める鉄道切符の購入に、今年登場したのがネットによる購入アプリだそうです。ここにもネットの新たな波が寄せているようです。
一年間、辛苦を重ねた出稼ぎの夫婦や家族が、おばあちゃんやおじいちゃん、子どもたちが待つ故郷へのお土産を、文字通り山と積み、或いは担いで、都会の駅や空港に溢れます。今年、春運で移動する人々は過去最高、のべ34億700万人(北京共同)に上る見通しとか。
CCTVのニュース映像を観ていると、駅頭で両親と一緒に列車を待つ子どもが記者のインタビューに答えて、「帰るのがとっても嬉しい。早くおばあちゃんに会いたい」と。この心情は、民族を超えて、私にも分かります。
その子どもの映像に流れたテロップは「小候鳥」。日本語に訳せば、「小さな渡り鳥」です。
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