ハンス・ホッターの冬の旅、或いは大雪。
12月7日は「大雪」でした。
といっても、二十四節気の上でのお話。
この頃から、雪が沢山降り始める・・・という訳です。
そして、私、この頃聞きたくなるのが、
シューベルトの歌曲集「冬の旅」なんです。
私が持っているのは、
ハンス・ホッター歌唱(1969年、東京文化会館ホールでライブ録音)のもの。
今から何十年前のこと、ふと思いつきで買った、
この一本のカセットテープ(なんと、カセットテープよ!)に、
どれだけ癒されたか。大げさですが・・・。
「おやすみ」から「辻音楽師」まで全24曲。
何度聴いたことか。
彼の声は、ストレートに私の心の中に落ちてきて、
冷たい水で満たされるような、そんな感じ。
それでいて、なんだか、ほっとするのです。
専門家でもないし、うまく言えませんが、
な~んか、ええのです。
詩の内容は、最初から、辛く厳しいんですけれどね。
今年もそんな季節になったので、書き留めました。
ユーチューブから一曲、「おやすみ」をどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=x9OysEmbDfE&feature=colike
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