赤とんぼよ。

冬は空。

氷の張る音が響く。

春は土。

命が首をもたげる。

夏は闇。

化物が潜む。

秋は火。

野辺に燃えあがる。

赤とんぼ、なにもそこまで。

どうしてそんなに赤いのか。

血よりも濃い、赤よりも赤い。

群れたり離れたり、滑空したり、とどまったり。

燃え尽きるまで、飛び続ける。

紅棗「ホギリート」更新

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