虹を見たら、思へ。
蛇が、山から山へ弧を描いて首を突っ込んでいるのかなあって。
虹色の蛇がいたら面白いよね。
こんなこと、誰でも思いつくか。
大体が、虹と蛇って、字が似ているし?
今朝ジョギングの前にシューズの紐を結ぼうと屈んだら、昨日仰向けでもがいていたカミキリムシの姿が見当たらない。
そのときは、まだ生きているのに、無数の蟻が群れて、カミキリムシの体を襲っていたけれど。
もう跡形もない。
この間実を摘んだブルーベリーの側には、鬼百合やありきたりな白百合が咲いている。
網戸にミンミンゼミが止まっている。
トカゲは、光の当たり具合で、体が虹色に輝く。
だから、蛇でもそうならないだろうか。
シマヘビとか、アオダイショウあたりがその可能性が高いかも。
いつだったか、田圃へ引かれる水路で、蛇が死んでいた。
腹を天に向けて。
そういえば、なんとなく、プリズムみたいな光を放っていたような。
蛇みたいな日々。
くねくねと回りくどくて、行き着く先が読めない。
蛇行している。
だから、よどみもある。
今日は、終日、阿弥陀山から虹が架かるのを、待つ。
約束がキャンセルになったから。
(でも、もう、いいかげんに、そろそろ、待つのは止めたらって、何かが囁く。)
蛇と虹。蛇の虹。
誰でも思いつく、くだらない、暇つぶし。
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