一昨日から降り続き、昨日の朝、やっと止んだ雨。濡れた路面を、金木犀の花がうずめていました。(2020.10.23)
数年前に作った歌を、ふと口づさんだのでした。
「金木犀の雨」
作詞:AZMI 作曲:Kamal
1)
ふるさとの道は 閉ざされて
脇道見知らぬ人 濡れて行く
いつもの癖で 目を伏せて
あなたの靴音を 聞いている
金木犀の降る雨に
あなたの靴音を 聞いている
2)
知らないまま すれ違うなら
これからもまた ただ ひとりの道
知らないまま 去り行く人
振り向けばあなたが 居るような
金木犀の 先に海
振り向けばあなたが 居るような
(2017.10.6)
黄灯は
標となって
秋雨哉
(永洋 yongyang.2020.9.24)
HIRO訳漢詩(8)
久し振りに、漢詩翻訳を投稿しました。
李商隠のこの詩は、以前、翻訳途中に、余りの困難さに長く放り投げていたもの。今回、再チャレンジしてみました。
「無題」 李商隠
昨夜星辰昨夜风
画楼西畔挂堂东
身无彩凤双飞翼
心有灵犀一点通
隔座送钩春酒暖
分曹射覆蜡灯红
嗟余听鼓应官去
走马兰薹类转蓬
(HIRO訳)
「無題」 李商隠
昨夜の星空、昨夜の風よ。
画楼の西の畔、桂堂の東。
鳳凰の翼はともに持ち合わせぬまでも、
通う心は犀の角の稀な模様にも負けない。
春の酒に酔いしれて童の遊びに興じたり、
手の内を当て合う座興に蝋燭は赤々と。
ああ!時を知らせる太鼓は無常、
蘭台へ走る馬上の私は転がる草。
*李商隠:812‐858年。晩唐期の詩人、官吏。
*桂堂:芳しい桂材を使った、(池の)座敷。
*蘭台:当時の政府(官庁)の部署。記録局、或いは秘書省を意味する。
*今回の翻訳に際しては、新修中国詩人選集5「李賀 李商隠(荒井健 高橋和巳注)」(岩波書店刊1984年初版)所収、<「無題」李商隠>の、高橋和巳氏による訳注、背景及び単語などに関する詳細な解説が役立った。(訳注*印はこれに倣う。)個人的に、高橋和巳氏の小説に熱中した若き日々が甦り、翻訳作業は困難ではあったが同時に楽しい時間だった。結果、その出来は別として。
(2020年9月6日)
父の命日が22日だからというわけでもないのだが、もうずいぶん訪れていない出雲方面へ。
朝9時50分、一人で自宅出発。
加計SIから中国自動車道、三次東JCから松江自動車道、山陰自動車道から松江市内、中海経由、美保関神社へほぼ4時間余り。美保関灯台、引き返して、境水道大橋、平田方面へ。
一畑薬師参詣、出雲大社(先に鷺浦、鵜峠、それから出雲大社参詣)、日御碕灯台まで。夕日が素晴らしい。
帰路は、出雲ICから山陰道自動車道、松江自動車道、中国自動車道~広島北ICを出て、帰宅は午後10時40分。走行距離554キロ。久しぶりによく走った!
猛暑だったが、一人ドライブを満喫。
父もまた志願兵として戦争に駆り出された。
その父も今は亡き。
75年は遠く、そしてまだほんの隣りに。
黙祷。と、怒りを。
日付が変わる頃、階下の同居人が私を呼ぶ声に・・・・
疲れは取れない。ここ何年かの精神と肉体の疲れが蓄積して、悲鳴を上げてる。
それでも起き上がり、階段を下りて行く。
辛い。辛い。
今日も酷暑と介護の一日が待ち受けている。
「あの海の向こうに」(lulu&tonys)