HIRO訳漢詩28<「春思」李白> <HIRO訳漢詩28> 3月5日の啓蟄を過ぎても、今日は小雪舞う寒さ。 久し振りに漢詩を訳してみました。 今回は李白の「春思」です。 (画像は、近くの道端で咲いていたオオイヌノフグリです。) 「春思」 李白 燕草如碧丝,秦桑低绿枝。 当君怀归日,是妾断肠时。 春风不相识,何事入罗帏。 「春の思い」 遥か燕(えん)の地の草々は青い絹糸、 こちら秦(しん)の地は桑の枝に緑滴る。 あなたが帰る筈だった今日この日、 私の心は張り裂ける。 春風は何も伝えてはくれず、 ただ帳(とばり)を揺らすだけ。 « 前の記事 次の記事 » コメント(0)