HIRO訳漢詩25:「題春晚」(「晩春に」)周敦顧

HIRO訳漢詩25

 

「題春晚」    周敦顧

 

花落柴门掩夕挥,

昏鸦数点傍飞。

吟馀小立阑干外,

遥见樵渔一路归。

 

 

 

「晩春に」 (周敦顧

 

花は散り日は落ちて、

数羽の鴉が渡って行く。

ひと時欄干に佇めば、

樵や漁夫や家路を急ぐ。

 

(訳:洋文、2015.4.29

周敦顧:宋の人、1017~1073

 

 

 

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