HIRO訳 漢詩22「十五夜望月」(王建) 満月にはまだ数日あるのですが、もう金木犀の花が薫り高く満開です。 というわけで、唐の詩人、王建の「十五夜望月」を訳してみました。 画像は、今日未明に撮った庭の金木犀です。 「十五夜望月」 (王建) ... 中庭地白树栖鸦, 冷露无声湿桂花。 今夜月明人尽望, 不知秋思在谁家。 「十五夜」 庭は白く輝いて木に鴉が宿れば、 露は冷たく音もなく木犀の花を潤す。 人は今宵の月に望みを託すのだが、 君は何処で何を思うのだろう。 (棗樹訳) « 前の記事 次の記事 » コメント(0)