山里は朝もやに包まれています。

まだ朝露が残っている涼しいうちにと、お百姓さんが、たんぼの畦の草刈をしています。

刈り取られた青草の、あのなんともいえない生々しいにおい、私は懐かしくて好きです。

稲穂もほとんど出揃ったようです。

その上をアキアカネの大群が飛び交っています。

まだしっぽは、オレンジ色です。

休耕田は、あれ、菜の花って思って近づいて見たら、月見草の花で埋め尽くされています。

まるで稗田の休耕田もあります。

首輪の外れた犬が、駆け回っています。

後ろから足の歪んだ老人がひとり、引き綱と首輪を手に、犬を追っています。

犬は、遊び気分で、老人から着かず離れず。

そんなお盆の十三日です。

紅棗「ホギリート」更新

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