昨夜、友人と、誘い、誘われ、広響(広島交響楽団)の演奏会(指揮:下野竜也)へ行ってきました。
メインディッシュは、ドボルザーク:交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」。
特に、第2楽章ラルゴは、知らない人はいないんじゃないかというぐらい、ノスタルジックなあの旋律で、超有名ですよね。
力強く重厚に始まる、第4楽章アレグロ・コン・フォーコも、良く知られています。
その友人は、子どもの頃、部屋を暗くして、この曲のレコードを繰り返し聴いていたそうです。特に、第4楽章がお気に入りだったとか。
耳におなじみの曲も、生で聴くと、また違った感動が体を揺らします。
新世界(アメリカ)に暮すドボルザークが、故郷ボヘミアへの望郷を交響曲に昇華させた、その想いが胸に迫るような・・・。ふるさとを失った私にも、どこか通底するものがあるような・・・。私なりにですが、そんな気がしました。
私は、映画のタイトルも思い出せないのですが、子どもの頃、偶然テレビで見た古い映画の一シーンが、未だに忘れられません。
アメリカの広大な原野を、ある大統領の棺を載せた列車が、古里へと、延々、ひた走っていきます。
記憶しているのは、それだけのシーンです。そして、そのシーンに流れていたのが、交響曲「新世界より」の第2楽章でした。ほとんどラストシーンだったような気がしますが。
こんなシンプルなシーン、何十年経っても、不思議と、忘れないものですね。それだけ、子ども心にも、何か感じるものがあったのでしょうか。(ほんまかいな。)いや、それほど大げさじゃなく。