飴と雨

危ういことは、予見できていたのでしょう。恐らくきっと。

かつて、取引をしたのですよね。

飴は、程々に甘かった筈です。

取り返しは、決してつきません。

それは、あなた方も私も同じ。

犯した過ちは、もう、あがなえません。

罪とお金を天秤にかけても、それは、むなしい。

もう、甘く感じる飴は、存在しません。

目に見えないほどの細い雨が、

降っています。

確実に降っています。

屋根瓦が濡れていますから。

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